そば屋に「〇〇庵」が多いのはなぜ?

食べ物
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イトウくん
イトウくん

昼ごはんお蕎麦食べようよ。

オニリーマン
オニリーマン

いいね!

近くに美味しい店ないか調べてみて。

(あれ、前にもこんな事なかったけ?)

イトウくん
イトウくん

ネットで探してみるね。

(なんかこの前も・・)

オニリーマン
オニリーマン

えっこわっ・・・・。

イトウくん
イトウくん

デジャブ・・・か?

なんか気持ち悪い・・

そば屋に「〇〇庵」が多いのは・・・

そば打ち名人のいる寺にあやかったから

皆さんは「そば」と「うどん」、どっちが好きですか?

そば屋にしろうどん屋にしろ、店の前にはのれんが掲げられます。

のれんにはその店の屋号が書かれているのですが、そば屋の屋号には、なぜか「〇〇庵」というものが多いものです。

時は享保年間(1716〜1735年)、江戸浅草の芝崎町にある称住院寺の中に「道光庵」という子院(末寺)でのこと。

信州生まれだった道光庵の庵主はそば打ちが得意で、寺の檀家のもてなしとしてそばを打っていました。

そのそばはとても美味しく、たちまち評判となり寺参りの折にそばを求める人が押し寄せるほどでした。

あまりの美味しさに、檀家に紛れてそばを食べる人もいたということなので、評判が評判を生むほどの本職顔負けの腕前だったとか。

そのため当時、この「そば切り寺」道光庵の名声にあやかりたかった蕎麦屋のあいだで、あろうことか屋号に「庵」をつけるのが流行したのです。

それは一時の流行に終わらず現代に脈々と受け継がれたことで、そば屋の屋号に「庵」を付ける文化・風習へとつながりました。

いまや「〇〇庵」は寺ではなくそば屋というのが一般的となったのです。

ちなみに今回の「〇〇庵」と同様に、ラーメン店に「〇〇軒」が多いのってなんで知ってますか?

有名店にも、地元のラーメン屋にも「〇〇軒」って必ずと言っていいほどありますよね。

気になる方は「ラーメン店に「〇〇軒」が多いのはなんで?」をご覧くださいな。

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