なんで蚊やハエは天井から落ちないの?

生き物
この記事は約2分で読めます。
スポンサーリンク
イトウくん
イトウくん

あ~かゆい!

この部屋に蚊がいるよ。

オニリーマン
オニリーマン

そこにいる!!

上の天井。

イトウくん
イトウくん

あんな高いと潰せないよ..

なんで蚊やハエは天井から落ちないの?

オニリーマン
オニリーマン

それは足に吸盤がついてるから。

蚊やハエが天井から落ちない理由は...

足先に粘液を出す吸盤があるから

蚊やハエの足の先には褥盤(じょくばん)と呼ばれる小さな吸盤のようなものがついています。

褥盤を電子顕微鏡で見てみると、びっしりとついた細かい毛がくっつきあって、小さな吸盤のような形になっているのが確認できます。

壁や天井などから蚊やハエが落っこちてこないのは褥盤が止まった場所にしっかりと吸い付いているためなのです。

また毛の一本一本からはとても粘り気の強い液体が分泌されているため、壁や天井に長時間とまることも出来ます。

さらにこの褥盤は味覚や嗅覚を持つ感覚器官も兼ね備えていて、蚊やハエはとまっただけでそれが食べ物かそうでないかを知ることが出来ます。特にハエは足をこすっている姿を見たことがあると思いますが、あれは褥盤の感度を良くするためにやっているのです。

ちなみに褥盤は蚊やハエだけではなく、他の昆虫にも備わっています。

だからツルツルのガラスや門灯などにも昆虫たちはしっかりとまっていることができるのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました