傘は昔、雨よけでなく〇〇よけに使われた⁉

身の回りのあれこれ
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〜 傘を買いにきたふたり 〜

イトウくん
イトウくん

安い傘どれかな〜。

どうせ雨の時しか使わないし。

オニリーマン
オニリーマン

昔は雨じゃなくて、

うんこよけにも使ってたんだよ!

イトウくん
イトウくん

えっ⁉うんこ?

オニリーマン
オニリーマン

うん!・・・こ

傘は昔は・・・

雨よけでなく汚物よけに使われた

古代人でも雨に濡れないように、傘はなくてもトトロのように葉っぱを頭にかざしていたことでしょう。

そういう意味ではおそらく傘は人類の歴史が始まった頃からあったのでしょうね。

傘の歴史を紐解くと、今のような形の傘が使われるようになったのは4000年以上前のことで、エジプトやペルシアで発見された彫刻や絵画に描かれてます。

しかしこの頃は、雨に濡れるのを防ぐためではなく、王様や統治者が権威の象徴として使ったものでした。

その後も、日よけ、さらには2階から捨てられる汚物(うんこ)よけとして使われていました。

中世ヨーロッパでは人口が過密状態であった都市では、トイレが設置されていたのは修道院や城館のみで、一般市民は壷(おまる)に排せつ物をため、たまると外の決められた場所に捨てていました。

しかしわざわざ捨てに行くのが面倒になったため、建物の窓から道路に直接捨てるというのが一般化していきました。

道を歩いていたら、上からいきなり排せつ物が落ちてきたらひとたまりもありませんが、一応「ガルディ・ロー(いまから投げます)」と一声かけてから捨てるという気遣いはあったそう。

歩行者はそれを聞くと「ウハド・ヤ・ハン!(ちょっと待ってくれ!)」と返事をし、その場を走り去ったと伝えられています。

しかし、声をかけずに排せつ物を捨てる不届きものもいたようで、上から降ってくる汚物で洋服や体を汚してしまう人もいたよう。

そんな”不慮の出来事”に対応すべく開発されたアイテムが傘であり、当時は雨よけが目的ではなく、うんこから身を守るために使われていたのですね。

ちなみにこの当時、傘とともにうんこよけに必須なもう1つのアイテムがありました。

その話はまた今度・・・




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