空からあり得ないものが降ってくる⁉その現象とは。

オカルト・都市伝説
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イトウ君
イトウ君

すごい雨降ってきたね。

天気予報は晴れだったのになぁ。

オニリーマン<br>
オニリーマン

通り雨だしすぐに止むよ。

あそこで雨宿りしようか。

イトウ君
イトウ君

そうだね。

雨が止むまで時間つぶしに雑学話してよ。

オニリーマン
オニリーマン

いいよ。

イトウ君はファフロツキーズ現象って知ってる?

空から予想外な物が降ってくる...

ファフロツキーズ現象とは?

梅雨も明けて、長く降り続いていた雨もようやくひと段落といったところですね。

ところでみなさん、空から降ってくるものといえばすぐ思い浮かぶのは雨、雪、ひょうといったところでしょうか?しかし、テレビ番組やニュースで一度は

『空から魚が降ってきた⁉』

なんて聞いた事はないでしょうか。空から魚なんて、気になりますよねww

その現象が起こるのも地域や時期もバラバラで、数十年前のアメリカだったり、最近の中国だったり、日本でも起こったことがあります。
しかも、降るものも魚に限らず、カエルが降ることもあれば、トウモロコシが降ることもあるのです。

一つの例えとして、「雨が降ろうが槍が降ろうが」という慣用句を聞きますが、戦国の世はとっくの昔に終わっている現在で、槍が降ってくることはなかなか無いでしょう。
しかし「そんなことは絶対にない」と言い切れないのが、この世界の不思議なところです。今回はその、不思議な現象、ファフロツキーズ、もしくは怪雨(あやしあめ)と言われるの現象や原因について調べ
たいと思います。

ファフロツキーズの代表例

2009年、石川県ではオタマジャクシが降った。(イメージ画像)

実際に起きた事例をいくつか見てみましょう

884年の日本。出羽国 『三代実録』の記録で、秋田城(現在の秋田県)に雷雨があり、石鏃23枚が降ってきたと記述されています。日本の事例としては他に1973年、江戸市中(現在の東京)に小雨に混じって大量の獣毛が降ったそうです。色は白ないしは赤、長さは15~40cm、太さは馬の尾の毛ほどだったとか。最近の事例だと2009年、石川県でもオタマジャクシが多数降っています。←この事例はガチで萎えますねww

外国の事例では1890年、イタリアでなんと血の雨が降ったそうです。これは強風で引き裂かれた鳥の血と思われていますが、それを裏付ける強風や鳥の死骸は発見されませんでした。リアル血の雨DEATHね。
1901年アメリカでは、雨の日にカエルが落下して、町の4ブロックほどがカエルで埋め尽くされました。最大で8cmの厚さまで積もったそうです。ちなみに1981年のギリシャでもカエルが降っています。そのカエルの種類は北アフリカに生息する種類でした。

その他にも様々なものが各地で降った事例があります。
虫の幼虫が大量に降る、氷塊に閉じ込められたカメが降ってきた、など。
そのほかにワニが降ってきたケースもあり、しかも無傷で着地した後に周辺を徘徊し始めたそうです。
他にも、生き物だけではなく羨ましいことに金属や金属やお金なんかが降ってくるケースもあったそうです

ファフロツキーズの原因(主な仮説)は?

竜巻説
竜巻が発生し周囲のものを巻き込み、上空へ放り上げらた後に上昇気流によって遠くまで運ばれたのではないか、という説があります。実際に海上で起こった竜巻によって、海水と一緒に魚が巻き上げられて、遠く離れた陸地に落下した事例もあるそうです。これが有力な説と言えるのではないでしょうか。

鳥が運んでいる説
鳥が水の中の生き物を食べることがあるので鳥が咥えて陸地まで運んではないか、という説があります。
しかし、ファフロツキーズは大量のカエルが降った事例があるように、それを実現するには、かなりの数の鳥の群れでなくてはなりません。そんな鳥の群れが飛んでいたのであれば、事前に目撃があると考えられることから、この説は可能性が低いと思われるようです。

飛行機からの落下説
飛行機の貨物室が空いてしまい、中にあった物資が落ちてしまった、という説。まぁもし実際にこれが起きたら何かしらの記録が残るのではないでしょうか。

イタズラ説
誰かがイタズラで人為的にものを降らしている可能性も考えられるとか。
しかし、人間が空を飛ぶ手段がない時代に起こった事例や、イタズラレベルでは難しい数の物質が降ることもあるため、この説も現実的では無いですね。

集団錯覚説
カエルのファフロツキーズで主に説明されるのが、この錯覚説です。
カエルが大量発生しその群れが町に現れた場合、これを「空から降ってきた」と錯覚しているのではないか、とも考えられるそうです。
カエルの落下については、実際に落下する瞬間を見た人が少なく、落下によって死亡したであろうカエルの死骸なども記録にないことがあるのです。
その他のケースについては当てはまらないと言えますが、カエルについては有力な説だと考えられているそうです。

世の中、まだ理解出来ないことがいっぱいです。

科学技術が進歩・発達した現在でも、ファフロツキーズ現象のように未だに解明出来ない現象が起きるわけです。しかし、原因の分からない謎の現象だからこそ興味が湧き、人々を魅了する独特のロマンがあるのではないでしょうか?

むしろ、原因が解明されると『なんだこんなもんか。』と一気に魅力半減・現実的で面白くないものになってしまうので、いっその事謎は謎のままの方が、私たちとしては面白いのかもしれませんねww



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