なんで海の水はしょっぱいの?

自然
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イトウ君
イトウ君

いや~

夏といえばやっぱ海だよね。

オニリーマン
オニリーマン

そうだね。

まぁ地獄に夏も海もないけどね!

イトウ君
イトウ君

お、おぅ...

そういえばなんで海水はしょっぱいの?

オニリーマン
オニリーマン

それはもともと陸地にあった岩の塩分が溶け出したから。

海水がしょっぱい理由は...

もともと陸地にあった岩の塩分が溶け出したから

海の水が塩辛いのは、みなさんご存じの通り海水の中に塩(塩分)が含まれているからです。

『そんなこと誰でも知ってるよ!』

と思ってる皆さん、ではその塩分はどこからくるものか知っていますか。

じつはこの塩分、もともとは陸地にあった岩に含まれていた塩分なのです。

陸に降った雨が川を流れていく際に、その流れで岩を削り取って岩の中に含まれている塩分を海へと運んでいったのです。つまり海水の故郷は陸地にあった岩だったということですね。

とはいっても、膨大な量の海水がいずれも塩辛くなるほどの大量の塩分が岩の中に含まれているというなら

『岩そのものが塩辛くてもいいはずなのになんで?』

と思うはずです。しかし岩そのものが塩辛いと感じることはほとんどありません。

この矛盾を解決するカギは、海の成り立ちにあります。

そもそも地球が出来たのは今からおよそ46億年前のことです。最初のうちは大地も高熱を帯びておりどろどろとしたマグマや泥のかたまりでした。つまり火の玉のような地球だったのです。

それから火山活動の収束によって地球全体が冷やされ始め、空気中の水蒸気が雨となって降るようになりました。それが今からおよそ40億年前のことです。

つまり、40億年という途方もない年月をかけて雨は陸の岩からごく少量の塩分を海へと供給し続けているというわけです。




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