イトウくん
あっアメンボだ。
オニリーマン
ほんとだ。
久しぶりに見たな。
イトウくん
なんでアメンボは水の上を歩けるの?
オニリーマン
それは体めっちゃ軽いから。
アメンボが水の上を歩ける理由は...
体が軽いうえ水に濡れないから
アメンボが水の上に乗っても、沈まず水の上を歩ける理由のひとつは身体がとても軽いためです。
たとえばみなさんご存知のアルミで出来た1円玉をそっと水の上に置いてみると、水の上に浮いたまま沈みません。
注意して見てみると1円玉の周囲の水面かすかにへこんで膜の上に乗ったようになっているのがわかります。
アメンボ1匹の体重は1円玉の10分の1以下なので沈むことなく水の上にいられるのです。
さらにアメンボの足の先には、油のついた細かい毛がたくさん生えていて濡れないようになっています。
濡れるということは、身体の中に水が染み込んでくること。
つまり水が染み込んでこないものは濡れないということなので、アメンボの足の毛は油でしっかりと水をはじくことが出来るのです。
そのうえアメンボの足の先に生えている小さなツメが水面の膜に突き刺さって滑り止めになっています。
こういった身体や足の特徴が合わさった結果、アメンボは水面をスイスイと動いたり跳ねたり出来るのです。
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